火曜日, 8 月 19th, 2008 Posted in タバコ問題 | 6 Comments »
「サンデー毎日」8月24日「喫煙派養老孟司と嫌煙派西川りゅうじんの本音対談」 養老孟司:1937年生れ、解剖学者、東京大名誉教授、「バカの壁」など著書多数。 西川りゅうじん:1960年生れ、マーケティングコンサルタント、一橋大卒、芋焼酎ブーム演出、表参道ヒルズのコンセプト立案、アッシー、ジモティー等の造語。 養老氏 ⇒昨年「禁煙学会」からの質問状に出版社の判断もあり返事しなかった。 ヒトラーは国家として禁煙運動を始めた最初の運動化。「国民の健康」を掲げ、次に知的障害・精神障害者の安楽死を進めた。そして、最後にホロコーストが起きた。 僕は20歳の頃から吸っている。3回禁煙した。禁煙のたびに5キロ太った。 神奈川県の松沢成文知事が飲食店、公共的娯楽施設を全面禁煙にしようとしている。そういう場所は本来、アトランダムな行動の許される場所。「秩序」を手に入れるためには「無秩序」との交換が必要という自然法則がある。 現代社会は世界の根本原理を忘れている。例えば、戦後、イヌを鎖でつなぐようになった。その結果、人を襲う危険はなくなり「秩序」を手にした。その結果、「秩序」と引き換えに、過疎地の畑にシカ、イノシシ、クマが出るようになった。山が荒れたからではない。 社会は自由さを持っていないと、秋葉原のような人間が増えてくる。民間レベルの運動なら問題ない。政治家、官僚が率いるのがおかしい。 奇妙なことを決めると社会全体のコストが高くなる。たばこを極端な値段に上げる。いろいろの違法行為が出てくる。官は組織を挙げて取り締まる。大変なコストだ。 神奈川県は、非喫煙者をたばこの煙から守るという。たったら、車が巻き上げる粉塵をなんとかしてくれませんかね。 僕が危機感を抱くのは「世間」の喪失です。「和魂洋才」ということばがある。急激な文明開化でも世間のルールは変わらない、という確信を明治の人たちは持っていたとおもう。平安のころの「和魂漢才」と同じことです。 西川氏 ⇒禁煙して20年。マナーの悪い喫煙者は許せない嫌煙派です。でも「たばこは健康を害する。だから増税すべき」と、誰も反対できない国民の健康増進と増税を安易にリンクさせた急激な値上げには危うさを覚える。その反作用についても議論すべき。 反対意見を言えない風潮にはそら恐ろしい。今までも役人が机上で考えた予測やモデルが正しければ、敗戦もバブル崩壊もその後の不況も国の莫大な借金も年金問題もなかったはず。常に世論操作を目的に数字が創作されてきた。 急激な値上げは急速なたばこ離れを引き起こし税収が減る可能性もある。アジアのヤミたばこが流通したら税金は取れないし、途上国に対しても関税もかけられない。 欧米は個人主義だから「秩序」が必要。日本は画一化、均一化した社会です。さらに強く「秩序」を押付けると国民は窒息してしまう。 アメリカから禁煙もたばこの値上げも始まった。日本も右へならえしている。アメリカ式の急激な増税は、格差を助長し、社会をより不安定にする恐れがある。増税の影響を受けるのは低所得者層。低所得者のストレス発散の手段は限られている。それを奪うリスクは大きい。 今は禁煙推進論者と増税論者の考えは一致しているに見える。しかし、税収が上がらなかったらどうなるのか。急激な値上げは、アングラのヤミたばこが出回り、場合によってはたばこより麻薬の方が安くなる可能性がある。 健康は大切です。しかし、急激な増税はもっと慎重に議論すべきです。 ~喫煙者と非喫煙者の対決と思ったのですが、最近の禁煙運動批判で意見が一致したようです。 養老氏は、3回禁煙して、その度に5キロ太って喫煙者に戻ったんですね。高名な医師とは思えない、普通の人によくあるいい訳です。 また、西川氏は、急激に値上すると、麻薬のようにヤミたばこが出回ると危惧します。しかし、できることなら私たちは、麻薬のようにたばこの製造、販売を禁止したいところです。その結果、ヤミたばこも出回るかも知れませんが、喫煙率は限りなくゼロに近づき、国民的利益は計り知れません。 Read more..日曜日, 8 月 10th, 2008 Posted in タバコ問題 | 2 Comments »
週刊現代2008年8月2日号に「嫌煙は権利かファシズムか」という記事が掲載されました。 前回に引き続き、タバコ擁護派9人の意見に対し、内容がひどい順にランキングした、ワースト1を発表します。 [参考] 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その1 http://www.nstaxi.net/blog/?p=25 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その2 http://www.nstaxi.net/blog/?p=26 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その3 http://www.nstaxi.net/blog/?p=27 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その4 http://www.nstaxi.net/blog/?p=28 ****************************** ワースト1:森永卓郎氏(経済アナリスト) 「(タバコ税を大幅に増税すると)これが悪いことかいいことか議論が分かれるところなんですが、みんながたばこを吸わなくなると、平均寿命が数年延びる。(中略)年金支給額の増加。(中略)高齢者医療費の増加。(中略)少なくとも数兆円レベルになるでしょう。つまり、日本の財政はたばこの値上げで急激に悪化する。」 などと、発言してます。これを私は「タバコを吸って早く死ぬべき」と言っていると受け取ります。よくもまぁ、こんなことを発言できるものだと、呆れてしまいます。 私は、タバコ税で国の財政をどうにかして欲しい、などと全く思っていません。極論、タバコの販売を中止し、タバコ税分の税収不足は消費税を1%あげればいいじゃないですか。そうすれば、非喫煙者も喫煙者も全く公平です。タバコ税なんかあるから、不公平だ不公平だ言うんです。社会も「健康」になります。 高齢化問題はタバコ問題と関係がありません。若年層が減っているのですから、申し訳ありませんが、高齢者の方々にはもう少し協力していただくしかないです。タバコの無い社会で、元気に一緒に働いていただけないでしょうか?という事なのだと思います。 Read more..土曜日, 8 月 9th, 2008 Posted in タバコ問題 | No Comments »
週刊現代2008年8月2日号に「嫌煙は権利かファシズムか」という記事が掲載されました。 前回に引き続き、タバコ擁護派9人の意見に対し、内容がひどい順にランキングした、ワースト3、ワースト2を発表します。 [参考] 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その1 http://www.nstaxi.net/blog/?p=25 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その2 http://www.nstaxi.net/blog/?p=26 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その3 http://www.nstaxi.net/blog/?p=27 ****************************** ワースト3:山田良一氏(JT副社長) 「たばこを吸う人は吸わない人より医療費がかかるので、増税して喫煙者を減らすという主張があります。でも実態はどうでしょうか。(中略)調査したものがあります。結果は9件の研究のうち5件で、非喫煙者の医療費のほうが高かったのです。喫煙者のほうが医療費が安くすむとまで言うつもりはありません。」 と発言していますが、そんな重要な研究結果を、なぜもっとPRしないのでしょうか?それに、その研究はどこが行ったのでしょう?JTの資金が流れている「喫煙研究財団」ではありませんよね? 「『日本はたばこが安い』と言われますが、物の価格は文化や経済社会の仕組みが反映されるもので、一律に比較すべきではないと考えます。」 などとも発言してますが、その直後に 「たばこ税率を欧州と比較すれば(中略)たばこの税率は、欧州並みの水準です。」 と、税率はしっかり比較しています。税率は「文化や経済社会の仕組みが反映されない」ということですか?論旨がむちゃくちゃです。 「"たばこ大増税"は『農家いじめ』『地方いじめ』だ」 とも発言していますが、農家いじめ・小売業いじめをしているのはJTのほうです。農家や小売業を見捨てて、社員の1/3が逃げるように希望退職していった、数年前の出来事を思い出します。彼らは通常よりも多くの退職金を持ち去ったのでしょう。農家や小売業はタバコを販売することで、十分な収入を得られていますか?なぜ、農家・小売業の数が逓減しているのですか?それが答えです。 ****************************** ワースト2:名取春彦氏(独協医科大学放射線科医師) 「たばこは有害であるという根拠は怪しい」という根拠を、有名な平山論文の重箱の隅をつつくことで論じています。 平山論文の中に、毎日喫煙する人は10万人あたりの死亡数が495人、全く吸わない人は同304.3人、その他が同264人という報告があるらしいのですが、名取氏は「その他」は、「時々吸う人」であると主張し、「"タバコが有害である"という理論に反する結果が、隠蔽されている」としています。 確かに、そのような見方もできるでしょうが、そもそも「タバコを毎日吸わなくてもいい人」は、少なくとも肉体的ニコチン依存の無い人なので、喫煙常習者と非喫煙者のどちらに近いのか、といえば、非喫煙者じゃないのかと思います。 また、その「差」ですが、毎日喫煙する人と全く吸わない人の差が約191人なのに対し、全く吸わない人とその他の人(時々吸う人?1日間タバコを吸わなくても大丈夫な人?)の差は約40人です。どっちの差を重要視すべきは言わずもがなです。 それに、タバコの害を証明している論文は他にも山ほどあるわけで、平山論文だけの矛盾点をついただけで、あたかもタバコに害が無いような発言をするのはおかしいです。 タバコに害が無い、という証拠を一番欲しがっているのは、タバコ製造会社です。もし、害が無いことが立証できれば世界の喫煙規制が逆転するでしょう。名取氏は医師なのですから、タバコ会社と組んで、ぜひ、タバコが無害であることを証明して欲しいものです。 Read more..金曜日, 8 月 8th, 2008 Posted in タバコ問題 | No Comments »
週刊現代2008年8月2日号に「嫌煙は権利かファシズムか」という記事が掲載されました。 前回に引き続き、タバコ擁護派9人の意見に対し、内容がひどい順にランキングした、ワースト5、ワースト4を発表します。 [参考] 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その1 http://www.nstaxi.net/blog/?p=25 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その2 http://www.nstaxi.net/blog/?p=26 ****************************** ワースト5:金美齢氏(評論家) 「私はたばこを吸いません。」 とのことですが、金氏にはもう少し、タバコの害について、勉強していただくしかありません。それを証明するのが 「私の息子(中略)はヘビースモーカーだけど、私は本数を減らしなさいとは言うけれど、決してやめなさいとは言わないわ。ただ、私よりも先に死ぬことは絶対に許さないからねとは言ってますけどね。」 と発言してます。最後の部分は私も全く同感で、私の、まだ言葉がわからない5ヶ月の息子にも、私より先に死ぬな、と言い聞かせています。金氏が何歳であろうと、母の愛情で息子を長生きさせてあげてください。金氏は非喫煙者だから、74歳でもそうやって元気に仕事ができているのではないでしょうか? 「愛煙家たちにたばこ賛成と言わせない今の風潮は、どう考えてもおかしいですよ。」 と発言していますが、私はそうは感じませんが、仮にそういう風潮だとしたら、なぜ、そんな風潮なのかを考えて欲しいです。その風潮を変えられる根拠を「愛煙家」が持っているか、ということなんです。 やめたいのにやめられない、こう考えている喫煙者がおおければ、喫煙者のほうからそういう風潮を作りだしているのではないですか? ****************************** ワースト4:猪瀬直樹氏(作家・東京都副知事) 「財政難と愚策のツケを喫煙者に押付けるのはもうやめろ」 などと発言していますが、愚策の最たるものが「タバコ政策」です。つまりは、「タバコの害とタバコの損失を非喫煙者に押付けるのはもうやめろ」ってことです。 猪瀬氏も、タバコ税増税しても、税収は上がらない、と主張していますが、それでいいじゃないですか。タバコ税収など、個人的には不要だと思っています。タバコ税を盾に、タバコを正当化しようとする根拠になっているのが問題です。 不公平、不公平と騒いでいる人は、ぜひ、私たちと一緒に日本でのタバコの販売を中止し、喫煙者・非喫煙者という区別をなくし、公平な税、公平な社会を目指しませんか?喫煙者の医療費や労働力の損失、タバコの害で、しわ寄せを受けているのは、非喫煙者で、それこそが不公平です。 それに、我々はタバコを吸ってタバコ税を納めて欲しい、など少しもお願いしていません。むしろ、タバコを吸わないで欲しいとお願いしているのです。ニコチン依存症を完治させて、少しでも税金を払わなくてもよいようにし、不公平感をなくしたらいいと思います。 Read more..木曜日, 8 月 7th, 2008 Posted in タバコ問題 | No Comments »
週刊現代2008年8月2日号に「嫌煙は権利かファシズムか」という記事が掲載されました。 前回に引き続き、タバコ擁護派9人の意見に対し、内容がひどい順にランキングした、ワースト7、ワースト6を発表します。 [参考] 週刊現代「嫌煙は権利かファシズムか」その1 http://www.nstaxi.net/blog/?p=25 ****************************** ワースト7:岩見隆夫氏(政治評論家・毎日新聞客員編集委員) 「まず大前提として申し上げておかねばならないのは、日本は法治国家ということです。」 とのことですが、そのとおりだと思います。岩見氏は健康増進法にも触れていますが、 「『分煙に配慮する』という基本路線が盛り込まれています。」 という発言をしています。条文は「受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない」ですから、多少歪曲があると思います。とにかく、法治国家として、健康増進法の遵守をお願いします。 さて、その結果、岩見氏は 「『喫煙権』というものがきちんと認められている」 と発言しています。別に、そんな前置きをしなくても、喫煙権は認められていますよ、と伝えたいです。しかし、その後に、 「ところが、最近の風潮をご覧になってください。喫煙者の肩身の狭さといったらないですよね。」 「ヒステリックな物言いになりがちな禁煙活動家たちは、口を開けば『人に迷惑をかけるたばこなんかやめればいいじゃないですか』などと"上から目線"でおっしゃる」 「(喫煙所でタバコを)喫っている人たちを見る、特に女性たちのあの視線のキツさといったら・・・・・・。明らかに蔑みの感情が読み取れる。」 と発言していますが、主旨がよくわかりません。どうも、風潮が問題、と言いたいようです。 よく「10年前はタバコの話をするだけで笑われたり、変人扱いされるような『風潮』だった」と言われます。風潮は変わるもの、変えていくものということでしょう。 風潮の変化を受け入れるのか、風潮を更に変化させるのかは、岩見氏の判断にお任せしますが、30年間かけて、この風潮を作るのにどれだけ多くの人が努力してきたのか、ちゃんと調べて欲しいものです。 ****************************** ワースト6:小谷野敦氏(作家・「禁煙ファシズムと戦う会」代表) 「たばこ好きの私とて、なにも人ごみで吸いたいとは思っていません。人がまばらで、迷惑をかけない場所ならよかろうと思うのです。」 と発言していますが、「迷惑をかけない」には賛成で、そのために、「人がまばら」を「人が誰もいない」に変えてくれれば、理解しあえそうなものですが、ここがどうしても埋められない溝なのでしょう。 「日本禁煙学会の理事長が公開討論をやりたいと言ってきたことがありましたが、応じませんでした。どうせ禁煙運動家を動員して、こちらを袋叩きにするのは目に見えているからです。」 と発言していますが、禁煙活動家はそんなことしませんよ。討論会なのですから。小谷野氏の持論で、禁煙活動家を論破できるかどうか、ということでしょう。 ただ、小谷野氏は、「自動車はどうなのか?」や「酒はどうなのか?」とありきたりなすり替え論を展開するだけですから、タバコ擁護のための明確な論拠が無いのかもしれません。 私は小谷野氏に、「あなたは我々禁煙運動化がタバコに対して考えているようなことと同じくらい、自動車や酒に対して考えているのですか?」と聞きたいです。つまり、「自動車は人前で乗るものではない」や「公共の場での飲酒を法律で禁止すべきだ」と考えているのですか?と質問したいのです。 もし、そう考えているのであれば、「禁煙ファシズムと戦う会」などという会ではなく、「自動車問題と戦う会」や「禁酒をめざす会」を立ち上げ、その解決に向けて活動し、同士を募ってはどうでしょうか?その結果、電気自動車しか認められなくなったり、酒の規制が厳しくなったとしても、私はそれに従います。自動車の排ガスは、タバコと同様に、無くすことに越したことはないのですから。 逆に、タバコ擁護のために自動車や酒を比較対象に持ち出しただけで、実際には自動車や酒に対して問題意識を持っていないようなら、墓穴を掘るだけなので、幼稚な比較論は展開しないほうがいいでしょう。 Read more..水曜日, 8 月 6th, 2008 Posted in タバコ問題 | 2 Comments »
週刊現代2008年8月2日号に「嫌煙は権利かファシズムか」という記事が掲載されました。 約20ページにもわたる大々的な記事なのですが、17人の意見が掲載されています。17人の顔ぶれは以下のとおりです。 1.笹川陽平氏(日本財団会長):反タバコ派 2.山田良一氏(JT副社長):タバコ擁護派 3.松沢成文氏(神奈川県知事):反タバコ派 4.猪瀬直樹氏(作家・東京都副知事):タバコ擁護派 5.コロムビア・ライト氏(漫才師):反タバコ派 6.森永卓郎氏(経済アナリスト):タバコ擁護派 7.サンプラザ中野くん氏(ミュージシャン):反タバコ派 8.中村うさぎ氏(作家):タバコ擁護派 9.岩見隆夫氏(政治評論家・毎日新聞客員編集委員):タバコ擁護派 10.金美齢氏(評論家):タバコ擁護派 11.祖父江友孝氏(国立がんセンターがん情報・統計部部長):反タバコ派 12.名取春彦氏(独協医科大学放射線科医師):タバコ擁護派 13.依田高典氏(京都大学大学院経済学研究科教授):タバコ擁護派 14.中田みどり氏(「嫌煙権確立をめざす人びとの会」共同代表):反タバコ派 15.宮島英紀氏(『まだ、タバコですか?』著者):反タバコ派 16.小谷野敦氏(作家・「禁煙ファシズムと戦う会」代表):タバコ擁護派 17.作田学氏(日本禁煙学会理事長・杏林大学医学部教授):反タバコ派 この中で、タバコ擁護派9人の意見に対し、内容がひどい順にランキングし、反論を5回に分けてで掲載したいと思います。なお、ランキング下位から、投稿していきます。 ****************************** ワースト9:中村うさぎ氏(作家) 中村氏は「ヘビースモーカー」だそうです。しかし、 「じつのところ、意外にも禁煙社会に順応しちゃってる自分がいて、内心驚いているのだ。タクシーが(中略)いざ禁煙になってみると、おとなしくたばこを我慢して乗っている私がいる。タクシーの利用頻度が減った、というわけでもない。」 「『副流煙で周囲の人の健康までも害する』という説を聞いても、『そりゃ申し訳ない』とは思うものの、副流煙による死亡率がどれほどのものなのか、いまいち納得できない私なのである。」 という発言をみても、禁煙活動家への一定の配慮のような内容があるのは、なぜなのでしょうか。 車社会を規制すべき、という意見も発言していますが、その反論は後日します。中村氏は 「地上最後の愛煙家になっても、私はたばこを吸い続ける」 そうですが、最近の禁煙化の流れに反対だ、というような主張もなく、日記のような内容で、一番反論する箇所がありませんでした。 ****************************** ワースト8:依田高典氏(京都大学大学院経済学研究科教授) 「先の調査では(タバコが)1000円になったときの禁煙希望者は97%だったので、この全員が禁煙に成功すれば、税収は1兆9000億円も減少することになる。」 と発言しています。もし、1000円が実現され、禁煙希望者が全部禁煙できれば、喫煙率は約1%となり、素晴らしい国家像が待っていますね。タバコ税が激減することによる税収不足は、消費税増税でまかないましょう。 依田氏は「非喫煙者」だそうです。私も非喫煙者なのですが、1箱320円だと、3000万人弱が吸っているのに、1箱1000円になると100万人にも満たない人しか吸わなくなる「らしい」タバコって、本当に必要なのか?って思いますが、依田氏はいかがお考えですか?と聞きたいですね。 ただし、依田氏の意見に賛成できる箇所があります。それは、 「喫煙者の多くが、日本が比較的喫煙習慣に寛容だった時代にタバコを吸い始めています。(中略)ニコチン依存のため(中略)一種の病気です。」 という発言です。しかし、その後に 「突然手のひらを返したように懲罰的ともいえる税金を課すのはいかがなものでしょう。」「毎年たばこの値段を30円ずつ引き上げ、10年、20年のスパンで1000円に引き上げるようにするべきではないでしょうか。」 と発言しています。確かに、依田氏の考えもわからなくはありません。しかし、少しずつ値段が上がり、いつの間にか1箱1000円になったものの、禁煙するきっかけを見失い吸い続ける喫煙者を増やしてしまうのではないでしょうか。それが、本当に喫煙者のためになるのか。私はそうは思いません。 Read more..日曜日, 8 月 3rd, 2008 Posted in タバコ問題 | 7 Comments »
松沢神奈川県知事が中心となって、神奈川県で「禁煙条例(仮称)」を制定しようとしているのをご存知でしょうか? この条例は、受動喫煙防止をうたった、画期的な条例案です。 この条例に賛成で、署名にご協力いただける方をたばこ問題情報センターが募集しています。ぜひ、ご協力ください。 http://www.tbcopic.org/kanagawa/index.html 一方、タバコ利権者は強行に反発しています。たとえばJTのHPには 「神奈川県公共的施設禁煙条例(仮称)」についてのJTの考えとご提案 http://www.jti.co.jp/JTI/attention/about_opinion080306.html があり、内容を見ると > 飲食店、娯楽施設、宿泊施設など、利用者が多数の同業施設から選ぶことが容易な施設まで含まれます。 や > 飲食店、宿泊施設、娯楽施設などは、利用者が多数の同業施設から選ぶことができます。 > これらの施設での喫煙に関する具体的な対応にあたっては、施設管理者(店主)の判断が尊重されるべきです。 などと、ふざけたことを言っています。 そこで働く従業員の健康被害はどうなるのでしょうか?また、そこに付き合わされる客の健康被害はどうするのでしょうか?従業員や一部の客は施設を選べないのです。 喫煙可否を経営者に判断させることは、間違っています。健康と利益を天秤にかけることはあってはならないことです。健康は全てに優先するはずです。 建主や建築業者の判断でアスベストの使用が認められないのと同じ対処が必要なのです。 それに、「施設管理者(店主)の判断が尊重されるべき」というのは、現状維持であり、健康増進法を無視した発言です。 海外の研究結果では、公共の場での喫煙を法律で禁止した前後では、病人の数が減った、ということが報告されています。日本もこれにならうべきなのです。 もし、この条例が神奈川県で制定されると、全国に広がっていくと思われます。それは、路上禁煙・タクシー禁煙化と同じことです。 路上禁煙も、タクシー禁煙も導入前はいろいろとマイナスの意見が出ましたが、結局、社会に受け入れられることになりました。 JTの扇動や、施設管理者の誤った判断により、この条例案が廃案にならないよう、賛成の意思を署名にて伝えましょう! Read more..